小児歯科矯正 急速拡大装置 b-smileのブログ

小児矯正歯科の記録;将来の顎切りオペは避けたい

TTP タングトレーニングプレート導入 舌の位置を癖付ける

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今回の診察では装置に変更はなく、急速拡大装置とワイヤーはつけたままです。拡大した上顎はまだまだ固定期間です。

 

今回は新規にTTPという

舌のポジションを癖付ける器具を追加されました。

前回上顎の型取りをしており、そこからオーダーメイドで作られた器具です。

小さいからすぐなくしちゃえそうと言ったら1つ作るのに1万数千円かかるからね、なくさないようにねと言われました。

 

TTPは表面張力によっては顎の粘膜にくっついていますが、舌がスポットではなく、歯の方向に突き出てしまうと落ちる仕組みになっています。

 

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この器具には上顎のいわゆるスポットに当たる部分に丸く穴が空いていて(↑赤丸で表示)、そこに舌先を常につけていられれようトレーニングします。

舌が前に出てしまい、器具が口の中へ落ちたら舌の力で元の位置に戻します。

これで舌先を上と下のはの間から出してしまう癖をなくすようにトレーニングします。

癖付けておかないと矯正が終わったらすぐに開咬が再発してしまうそう。

 

めんどくさいけど我慢してトレーニングしてね、トレーニングをしない=装着していないと歯医者さん見たらすぐわかるからねと言われました。
他には、上のはと下の端を噛み合わせたまま口の横から水をいれてごっくんとものを飲み込む練習=喉の筋肉の訓練をしましょうとのこと。


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治療もあと残すところ数ヶ月となりました。

お名残惜しいです。